コロナ前より抜け毛、薄毛が気になる人が増加

 コロナ前に比べて「抜け毛が増えた」「薄毛が気になるようになった」といった方が、急増しています。
男性だけでなく女性にも多い悩みですがなぜ、コロナ前に比べて抜け毛が増えたと感じる人が多いのでしょうか?
この記事ではコロナによって抜け毛が増えたり、薄毛が進行する原因や対策について解説します。

コロナが抜け毛・薄毛に影響する原因

コロナが薄毛や抜け毛に影響する原因には2種類あります。
それは、新型コロナウイルス感染による後遺症によるものです。
もう一つは、新型コロナウイルスに感染によるものではなく、生活スタイル、生活環境の変化によるものです。

 ここではその2つの原因について解説します。

 コロナ感染後の後遺症による脱毛症に関してですが、国立国際医療研究センターが退院後のコロナ患者に行った調査では、4人に1人に抜け毛の症状が確認されています。
新型コロナウイルス感染症によって、免疫機構の暴走(サイトカインストーム)が起こり、円形脱毛症のように毛包の毛母細胞にダメージを与え、成長期毛が急に休止期に至ってしまうことで、抜け毛を引き起こされると考えられていますが、現状、この抜け毛の明確な原因はまだ分かっていません。

クリニックでのコロナ感染後の後遺症による脱毛症に関して円形脱毛症に処方されるセファランチンを処方されるようですが脱毛症を止める効果はあまりないようです。
コロナ後遺症による脱毛症はある程度の期間を過ぎるしか今のところ方法はわかっていません。

またコロナ流行によりコロナ感染の後遺症からの脱毛症により育毛剤の売り上げが増加しているという事ですが市販の医薬部外品育毛剤には感染症による脱毛症を治し発毛させる効果の成分は配合されていないので効果があるかは不明です。

クリニックで処方される医薬品発毛剤とドラッグストアやインターネットで販売されている医薬部外品育毛剤とは成分が全く違いますので用途を確認しましょう。

医薬品でもなく医薬部外品でもない再生医療、再生美容で用いられているヒト幹細胞培養液ではコロナ感染による脱毛症にはどうでしょう?

ヒト幹細胞培養液を用いてコロナ後遺症による脱毛症に効果はあるのか?

ヒト幹細胞培養液とは?

ここ数年前より、美容クリニックや美容業界での再生医療、再生美容として注目されている成分になります。ヒト幹細胞培養上清液で体内に存在する臍帯・骨髄・脂肪など間葉系幹細胞と分類される幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出して滅菌等の各種処理を行った液体(上澄み液)のことを言います。

幹細胞は細胞自身が活性化・成長・増殖するために「サイトカイン」と呼ばれる500種類以上のタンパク質を放出しています。
サイトカインは伝達細胞として、体内の損傷を受けた組織や細胞にフォーカスし機能回復に重要な役割を果たし、加齢による老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、美容分野や医療分野で様々な効果が期待されますが、コロナ後遺症による脱毛症に効果があるかはわかってはいませんが美容業界ではコロナ後遺症での脱毛症に悩む方にヒト幹細胞培養液を頭皮に施術したところ、抜け毛が緩和されたとの声もありますが全ての人に効果があるかはわかっていません。

コロナ感染後の後遺症による脱毛症は長い人では約120日くらいの期間脱毛が続くようですが平均は2ヶ月程で次第に脱毛は無くなり新しい髪が生えてきているようですので焦らずに脱毛の期間が和らいでいくのを待つ事が大切です。

コロナ前より抜け毛が増えた

次にコロナに感染していないのにコロナ前より抜け毛が増えた原因を解説していきましょう。

コロナ禍での移動制限やテレワークでの在宅勤務で体を動かさない生活スタイルになった結果、筋力は落ちて身体の代謝が悪くなっているのもコロナ前より抜け毛が増える原因にもなります。
体を動かす事によって体内部の血流は促進されて体内部の毛細血管の隅々まで血液が行き渡りやすくなります。
血液は髪の成長に欠かせない栄養素や酸素を運んでくれますので血流不足は髪の成長を妨げて髪が細くなったり抜け毛が増える原因になります。

コロナ前より抜け毛が増えたと感じる人は適度な運動やウォーキングなどで体を動かす事をオススメします。適度な運動は心身をリラックスさせて副交感神経を優位にさせて抜け毛予防の効果も期待できます。

食べ過ぎは抜け毛を増やす原因に!

生きていく為には食事は重要です。
しかし日本でありふれた食事メニューではついつい食べ過ぎてしまう。ましてやコロナ禍の今はリモートワークや自宅に引きこもりがちになり隠れ肥満や肥満による糖尿病になる人が増加傾向にあります。

肥満は薄毛リスクをも上昇させます。
東京医科歯科大学や東京大学などの研究チームが脂肪分が多いエサを食べて太ったマウスの実験で薄毛・脱毛を促進するメカニズムを解明したと発表されました。
実験には若いマウスや成長して大人になった加齢マウスに高脂肪食を与え、生活習慣が毛髪にどんな影響を与えるかを検証したところその結果、加齢マウスは高脂肪食を1カ月間食べ続けると抜け毛が再生しにくくなって毛が薄くなり、若いマウスも高脂肪食を数カ月間続けると薄毛になったという研究発表でした。

マウスとヒトの毛包は毛の生えるしくみなどよく類似しており、ほぼ同じであると考えてられていますのでマウスの実験と人と比べても肥満になる食生活や脂肪分やカロリーの多い食生活は薄毛を招く事にはなると思われます。

研究発表からも分るように若いときから髪の素になり、そして老化防止になる幹細胞がなくならないようにバランスの良い食生活が必要になるのです。
また研究発表では幹細胞が残っている毛包では改善の余地がありますが、幹細胞がなくなって毛包自体が小さくなりすぎていたり消失してしまっていると戻れないともいわれていますので、食生活が毛包自体を小さくしたり消失したりするのを防ぎます。

食生活の乱れは血管を詰まらせたり動脈硬化の原因にもなり様々な病気の引き金になる恐れがあります。
髪の抜け毛を心配するよりも病気になってしまっては元も子もありません。

まずは食生活の見直しをしましょう。
食べ過ぎず規則正しく食生活は髪にも体にも良い結果になります。 

睡眠不足は抜け毛を増やす

コロナ禍により生活リズムが崩れてしまい寝付きが悪かったり深夜遅くまで起きていたりと睡眠の質が悪くなりやすいですが睡眠は髪にも重要です。
睡眠不足になるとこの成長ホルモンが十分に分泌されないため、健康な髪が育たなかったり、ダメージを受けた頭皮の修復が間に合わなかったりして頭皮環境が悪化し、抜け毛や薄毛になる原因にもなります。

成長ホルモンは夜10時から深夜2時が最も成長ホルモンの分泌が盛んになるゴールデンタイムです。
成長ホルモンをしっかり分泌させて十分な育毛効果を得るには、最低でも12時には就寝につき5時間以上の良質な睡眠をとることが大切です。

しっかり睡眠をとりましょう。

まとめ

毎日の生活で適度な運動は体を柔軟にさせ血液の循環を良くして免疫力も活性化させてくれます。
時間が空いた時にはウォーキングや軽めの筋力トレーニングをする事をオススメします。
食生活は体と髪の基本になりますので添加物の多いコンビニ弁当やファーストフードは避けて良質なタンパク質や野菜が多めの食生活を心がけましょう。
睡眠は髪を育てる環境を作る時間となりますのでしっかり睡眠を取る事をしてください。